古筆切 新古今和歌集 室町時代 杉田玄白(権中納言俊忠、源道済)
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番号付け:R25854256099
ブランド:Rbrief
税抜価格 | ¥5,060 (税込¥11,000) |
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メーカー希望小売価格 | オープン |
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商品説明
永禄9年(1566年)に書かれた新古今和歌集です。
秋の歌(下)の和歌、446番・447番の2首が書かれております。
古筆切の右上に、「玄白」の落款が入っておりますが、こちらは杉田玄白の印です。過去に杉田玄白が所蔵していたことを示しております。
この古筆の筆者の特定には至りませんでしたが、実家で所蔵している古筆の多くが京都の公家か、大名家の正室やお姫様が書いたものですので、こちらも身分が高い人物が書いたものと思います。
書かれた年号「永禄9年(1566年)」は、古筆と共に保管されておりました奥書にて確認致しました。
<古筆の状態について>
・古筆は厚紙に貼られている状態です。A4サイズの額縁が適しております。
・虫食いによる小さな穴や焼け、黒ずみがございます。
<古筆の寸法>
縦27.8㎝、横4.1㎝
(厚紙の寸法 縦29.7㎝、横21㎝)
<送付方法>
ゆうパケットにて発送いたします。
お受け取りはご自宅ポストとなります。
<読み下し文>
家に歌合し侍(はべり)けるに、鹿をよめる
権中納言俊忠
終夜(よもすから)妻と(問)ふ鹿のな(鳴)くなへに小萩か原の露そこほるゝ(和歌番号446)
たい(題)しらす
源道済(みなもとのみちなり)
寝覚して久しく成ぬ秋のよ(夜)は明(あけ)やしぬらん鹿そ鳴くなる(和歌番号447)
<現代語訳>
家で歌合をしました時に、鹿を詠みました歌
権中納言俊忠
一夜中、妻を慕い求める鹿の鳴くのにつれて、小萩の原の露がこぼれることだ。(和歌番号446)
題知らず
源道済
寝覚めして、久しく時がたってしまった。秋の夜は明けてしまっているのであろうか。鹿の鳴いているのが聞こえることだ。(和歌番号447)
くずし字
草書
仮名